*

浄土真宗本願寺派の本山 西本願寺にいってきました

公開日: : 最終更新日:2017/11/01 浄土真宗, 西本願寺

浄土真宗本願寺派の本山へ行ってきました。

西本願寺は1591年(天正19年)時の権力者 豊臣秀吉から現在の土地を寄進され建てられました。正式名称は龍谷山本願寺。お西さんと呼ばれ親しまれています。本尊の阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂、宗祖親鸞聖人の木像を安置する御影堂ともに国宝にしてされており、両堂とも日本の木造建築の中でも指折りの大きさです。

また他の木造の仏教建築とことなる特徴は内陣(ないじん)と呼ばれる御本尊を安置する場所よりも、門徒が参拝をする外陣(げじん)がかなり広く造られており、昔から仏法聴聞の場として機能してきたことがうかがわれます。

御影堂(国宝)▼

西本願寺御影堂
東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートル。親鸞聖人の木造と歴代門主の御影が安置されています。ご本尊が祀られている阿弥陀堂よりも宗祖の祀られている御堂が大きいのは他の宗派にはない特徴です。また木像は親鸞聖人が71歳の時に自作したと伝えられています。

阿弥陀堂(国宝)▼

西本願寺阿弥陀堂
東西42メートル、南北45メートル、高さ25メートル。御本尊の阿弥陀如来の木像が安置されています。訪問当時はまだでしたが天井蒔絵が現在修復工事中です。

阿弥陀堂と御影堂を繋ぐ渡り廊下▼

渡り廊下
念仏奉仕団という全国から清掃などの奉仕をされるみなさんによって美しく保たれています。また破損した箇所を修復する為に鳥や魚など様々な形の木が埋め込んであります。修復をした職人の遊び心だそうです。たくさんあるそうなので探してみると面白いと思います。

大銀杏▼

西本願寺の大銀杏
樹齢400年。別名本願寺の七不思議の一つに数えられる水噴きの銀杏。火災の時に水が噴き出し堂宇を守ったと言い伝えれています。また植えられた際に上下逆さまだった為、根っこを空に広げたような形で立っているという伝承もあります。

太鼓楼▼

本願寺の太鼓楼
重要文化財。北東の最も端にあり敷地の外からでも見ることができる太鼓楼。普通は鐘楼(鐘つき堂)があればいいのに、なぜかこの太鼓楼まであるのは珍しく、本願寺の七不思議の一つに数えられています。

手水舎(ちょうずや)▼

西本願寺の手水舎
地味ですが重要文化財です。重要文化財で手を洗えるなんて(笑)

天水受けの天邪鬼▼

西本願寺の天邪鬼
四方をそれぞれ天邪鬼が支えています。こちらの4体の他に御影堂の彫物にも天邪鬼がモチーフになっているものがあり、天水受けを合わせて本願寺には16体の天邪鬼が存在するそうです。
天邪鬼=雨のじゃく 火災から本堂を守りたいという願いからでしょうか?

沓石(くついし)▼

本願寺の沓石
一見木製ですが、木の間から中を覗くと石で出来ており木でまわりを覆われているのがわかります。元々はザクロの木でできていた沓石を親鸞聖人の600回大遠忌の修理にあたり石に造り替えましたが、昔の面影を残すために石を3センチほど木で覆ったそうです。本願寺七不思議の一つに数えられます。

ご朱印はないので記念スタンプで▼

本願寺参拝記念スタンプ

京都駅近くの一等地にドンと立てられている本願寺。拝観料もなく観光地化していないのでゆっくりと境内を見て回れます。京都駅からバスも出ていますが歩いても15分くらいです。京都を訪れた際は是非お参り下さい。
<スポンサーリンク>


関連記事

盆提灯

盆提灯の組み立て方用意の仕方

盆提灯の組み立て方 お盆提灯には足つきで床に置くタイプと天井から吊るすタイプがありますが、床に

記事を読む

浄土真宗のお盆の迎え方 仏具の飾り方や用意するものは?

浄土真宗のお盆について続きです 浄土真宗のお盆由来について←こちらから続きます。 浄土真宗のお盆

記事を読む

浄土真宗の法事法要 進行の一例と施主の挨拶について

法事の時施主は何をすればいいのでしょうか? もちろんお客さんではないのですから司会進行やお参り

記事を読む

ご冥福を祈る

ご冥福をお祈りします。使っていい?わるい?浄土真宗的解釈

ご冥福をお祈りいたします なんだか誰かが亡くなったときの決まり文句のような印象を受けますが、実は浄

記事を読む

jichinsai-kannushi

仏教式の地鎮祭について 主に浄土真宗編

お寺の地鎮祭 空き地にこんな光景たまに見かけますよね。建物の建築工事が始まる前に地鎮祭の準備が行わ

記事を読む

浄土真宗のお盆の迎え方 お盆の由来は?用意するものは?

浄土真宗のお盆何を用意しよう? 一般的なお盆とはご先祖様を追善供養するという考え方に基づいてい

記事を読む

浄土真宗の掛軸

浄土真宗の御本尊 両脇の掛軸について

浄土真宗のご本尊と両脇の掛け軸について 浄土真宗のご本尊とは? 言わずと知れた阿弥陀様です。

記事を読む

引き物供養の品

浄土真宗お供えの表書き黄白?黒白?使い分けに関する考察

水引の色の使い分けをどうしたらいいのか? こちらが法事に参加する際、御供えの水引はどうしたらいいの

記事を読む

お墓を建てる法要(建碑式)の時に必要なものと流れ

お墓建立の準備と法要に必要なもの お墓を建立した時に最初につとめられる建碑法要 浄土真宗

記事を読む

法事封筒表書き

浄土真宗お布施の封筒の表書き一覧 葬儀,永代経など

浄土真宗お布施の封筒の表書き一覧 年忌法要、葬儀その他仏事に用いられるお布施の袋(金封)は紅白

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

観音様ってどんな人?

あの人は観音様のように慈悲深い人だ 若い人はあまり使わない言い回

浄土真宗の葬儀で読まれる 弔電の一例

浄土真宗の葬儀の際、読まれる弔電について 以前も紹介しましたが、

長年放置したおりんや真鍮製の仏具をきれいにする裏技(荒技)

おうちの仏壇にこんな仏具ありませんか? お盆や法事が近づくと気にはな

東本願寺の額装御本尊(スタンドタイプの阿弥陀様)

お仏壇を新調した際 御本尊は本山からお受けしてください。本願寺派(西

愛知県岡崎市 真宗大谷派の三河別院へ行ってきました

真宗大谷派の三河別院へ行ってきました いつの間にか前回から1年く

→もっと見る

PAGE TOP ↑