*

お坊さんに聞いてみた 法事での正座しびれない方法

公開日: : 仏事, 雑学 , ,

お坊さんに聞いた正座でしびれない座り方

法事やお参りの時、お経が長くなるにつれて厳しくなってくるのが正座ですよね。足が痺れていざ立ち上がろうとした際、後ろ向きにすって~ん…みっともないったらありゃしません( ;∀;)
正座しびれない座り方
ところで?我々一般の檀信徒なら正座でずっこけたり、身動きが取れなくなったりなんて珍しい場面ではありませんが、そういえばお坊さんのそういう場面には不思議と遭遇したことがありません。

もしかしてお坊さんは正座で足がしびれない秘法や裏技を知っているのでしょうか?もしくは修行によってしびれなくなったとか?
<スポンサーリンク>



お坊さん(真宗高田派30代男性)に質問してみました

Q.お坊さんって法事の時に足痺れないの?

A.もちろんしびれるよ?人間だもん。

お坊さんの正座

ただ慣れてるからしびれてないように見えるっていうものはあるよね。
だそうです。

まず正座で足がしびれるメカニズム

正座のメカニズム
膝や足首に体重をかけることにより、中に通っている神経や血管が圧迫さて血行不良を起こしてますよ!という身体からの警告のようなものです。

足に血が流れずに滞っているということは簡単に言えばうまく血を流してやればしびれを軽減できるということです

お坊さんがやってるしびれ対策

お坊さんの正座
〇膝に体重を掛けるイメージで背筋を伸ばす
体重を前方にかけることにより足の甲、ふくらはぎへの圧迫を分散させます。前方に体重を掛けると猫背になりやすいので背筋は意識して伸ばします。

〇バレない程度に上体を揺らす
背筋を伸ばし、上半身をゆっくりと不自然じゃない程度の角度で前後に揺らします。血流が一カ所に留まらないようにする工夫だそうです。

〇鈴(りん)を遠くに置き身体を伸ばして打つ
お鈴(りん)などの鳴り物をあらかじめ少し遠くに配置しておき、打つときになるべく手を伸ばして打つ。その際、膝を少しでも浮かせて血流を促します。笑える努力ですが…

〇膝は少し広げ、つま先は後ろで重ねる
膝とふくらはぎにどっかりとお尻を乗せて圧迫しないようにする工夫です。

〇立ち上がる前にしばらくつま先を立てる
読経が終わり退室する寸前につま先を立てることによって足に溜まった血を流して足を回復させます。あまり長くやるとしびれてフリーズしているのがバレてしまうので注意。本音は両手でお尻を浮かせたいところですが、かっこ悪いので出来ないそうです。

このあたりは僧衣に隠れてこっそりできそうなものもありますね。
↑法事の際お坊さんの一挙手一投足注目してみると面白いかもしれません。
<スポンサーリンク>



一般人ができる正座対策

法事で正座しびれない
さすがに読経中にお坊さんが足を組み換えたりモゾモゾしたりはできませんのでこちらは法事に参加している人向けです。

〇座布団から少しだけ足をはみださせる
足首を座布団から出す。足の甲と指先に体重がかかりにくくなりますが、あまりはみ出させると座布団の前が空いて不自然なので注意してください。

〇ズボンの場合なるべくゆったりとしたものにする
僧衣の下はワリとゆったり目に作られており、ズボン(とくにジーンズ)のように正座したときに足を圧迫しにくい作りになっています。
柔らかくてゆったり目の綿パンなどで正座するといいそうです。

〇片方の足にお尻を傾けて時々重心をかえる
お尻を右に傾けたり、左に傾けたり重心の移動をすることによって一箇所に血が溜まるのを防ぎます。後ろから見られるとちょっと不自然な動きです^^;

〇つま先を重ねて正座し時々上下を入れ替える
つま先の重心がかかる部分をチェンジすることにより、血流を促します。頻繁にやると後ろの人の気が散ります^^;先ほどの方法と合わせて行うなら一番後ろに陣取りましょう。

ちなみにこういう便利商品も出ています

どうしても無理な場合は道具に頼りましょう。お尻の下に敷く低いイスです。一見正座しているように見えますが、足に体重がかからないので足がしびれません。

最後に

足が悪い方や正座が苦手な方は無理をせず足を崩していただいてかまいません。(無理のない範囲で合掌、礼拝時だけは正座にもどして行って頂きたいそう)

お寺の本堂にはお参り用の背の低い椅子もありますので、そちらをお使いいただいても結構です。正座が苦になって、おつとめや法話に集中できないなんてことになっては、何のために法要に参加しているのかわからなくなってしまいます。

ただし足はくずしても仏さまに対する気持ちだけはくずさないようにいたしましょう。

とのことでした。
参考になれば幸いです。
<スポンサーリンク>



関連記事

浄土真宗のお盆の迎え方 仏具の飾り方や用意するものは?

浄土真宗のお盆について続きです 浄土真宗のお盆由来について←こちらから続きます。 浄土真宗のお盆

記事を読む

護摩行のやり方

護摩行のやり方 護摩木を投げ込む意味やご利益は?

護摩行やり方や由来について 護摩行とは? 護摩とはサンスクリット語の「ホーマー」が語源でそれ

記事を読む

無宗教葬の祭壇

浄土宗の四十九日法要用意準備しておくこと

浄土宗の四十九日法要の用意について 仏教的な考え方では人は死後、この世とあの世をさまよい、七日ごと

記事を読む

浄土真宗のお正月

浄土真宗のお正月の迎え方について仏壇の飾り方 喪中の場合は?

浄土真宗のご家庭のお正月の過ごし方迎え方についてです。お仏壇の中に何か特別なものを用意する必要がある

記事を読む

中陰法要

法事法要のお参りに誰を呼ぶか?初七日から年忌法要まで

法事の用意をするのはなかなか大変です。お寺と日程の調整をして、会食をする会場の手配をして、返礼品を用

記事を読む

浄土真宗のお墓について 建てる際に気をつけたいこと

浄土真宗式のお墓を建てる 地方による習慣もありますので絶対これ!という決まりはありませんが、浄土真

記事を読む

京都本願寺の謎 国宝唐門に本当に蜘蛛の巣は張ってないのか?(笑)

京都本願寺の七不思議の中に国宝唐門には雀や蜘蛛が巣を作らないというものがあります。 本当かどうか検

記事を読む

浄土真宗の法事法要 進行の一例と施主の挨拶について

法事の時施主は何をすればいいのでしょうか? もちろんお客さんではないのですから司会進行やお参り

記事を読む

作法の違い

いくつわかる?西本願寺の七不思議(浄土真宗本願寺派)

西本願寺に伝わる七不思議 不思議と言っても浄土真宗自体が迷信とか怪奇現象を否定する宗派ですので

記事を読む

釈迦阿弥陀違い

阿弥陀様とお釈迦様の違いについて 仏像の見分け方と人物像

阿弥陀様とお釈迦様の違い 阿弥陀如来像、釈迦如来像どちらも仏像としてメジャーですが並べてみると意外

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

お寺で結婚式
浄土真宗の仏前結婚式について 服装や用意していくものは?

仏前結婚式について 浄土真宗編 まず仏前結婚式とは 単純に神様の前

お寺に税務署がやって来た! 宗教法人への課税非課税について

お寺に税務署がやって来た! 宗教法人への税金について お坊さんっ

喪中見舞のお線香
浄土真宗の喪中見舞について 御供えの表書きはどうする?

浄土真宗の喪中見舞について 最近年末が近づき喪中ハガキが届き始め

お宮参り
浄土真宗のお宮参り初参式

浄土真宗的お宮参り初参式 お寺なのにお宮参りとはおかしな表現ですが^

お仏壇泡洗浄
お仏壇の掃除 金箔部分をきれいにする方法

年末やお盆はお仏壇の掃除の季節です 年末が近づいてきました。お部屋の

→もっと見る

PAGE TOP ↑