*

いくつわかる?西本願寺の七不思議(浄土真宗本願寺派)

公開日: : 最終更新日:2017/09/08 浄土真宗, 雑学

西本願寺に伝わる七不思議

不思議と言っても浄土真宗自体が迷信とか怪奇現象を否定する宗派ですので不思議というより珍しいものや名物のようなものも多く含まれています。7つどころじゃないのも不思議です。
※写真はイメージが多いです


<スポンサーリンク>

水吹き銀杏

伽藍の正面にある大銀杏は天明の大火など火事になった際、幹から水が吹き出しお寺を守ったと言います。また高僧が銀杏を植えた時 逆さまに植えたせいで幹が上に伸びず枝が横に広がり逆さ銀杏とも呼ばれています。

唐門(国宝)

唐門には雀が巣を作らないし、蜘蛛も巣を張らないといいます。左甚五郎作の鶴は飛んで仕方がないので首を切ったといわれます。
本当に蜘蛛が巣を作ってないか謎の検証

抜け雀

白書院の中に描かれた雀は最初は88羽いた雀が、2羽抜け出して86羽になったとか。円山応挙の息子 円山応瑞の筆によるもの。

離れるほど大きく見える絵

書院鴻の間の上段の床には張良(前漢建国の功臣)が四賢人を率いて恵帝に謁する図が離れるほど大きく見える逆遠近法で描かれています。南端に座ったときに一番大きく見えるといいます。狩野派の渡辺了慶筆

梟の手水鉢

黒書院の庭にあり雨が降るたびに鳴くと言います。

鬼の手水鉢

奥庭にある手水鉢。渡辺綱が羅城門で切り取った鬼の腕を入れた石櫃を手水鉢としたが夜になると泣き出すので、本願寺に寄付されたのだとか。

けちけちの面

蓮如上人が拝領したお面で天下に大事が起こるとき「けちけち」と音を立てるといいます。
※イメージです

総門の天狗瓦


総門の棟に用いられている。普通は鬼瓦が用いられるのになぜか天狗瓦になっているのが不思議だそうです。

躑躅の太鼓

本願寺12代(西本願の初代)准如の時代に寄進された太鼓。加藤清正が朝鮮から持ち帰ったものともいわれます。
不思議というより珍しい物?他にもこういう七不思議がけっこうあります。

白書院の欄間

白書院の雁の間にある本願寺の名所のひとつ

麝香猫の杉戸


木下応受の作でこちらも白書院の名所のひとつ

八方睨みの猫

鴻の間の東側「狭屋の間」の天井には渡辺了慶の一派が描いた六十九枚の画帳の絵があり、その中の猫の絵がどの方向から見てもこちらを見ているように描かれているそうです。

薩摩石(見残し石)

御影堂門左手の塀の中に、薩摩島津家の紋のある石があり、この石に寄せる水の加減で一年間の天候を占うことができるという。

沓石

御影堂の四本の柱にある木造の礎石。もともとは百日紅の木で礎石を包んでいたが、風化したためケヤキの木で包んだ。

太鼓楼

境内の角にある建物。本来なら鐘楼があればいいのに、わざわざ太鼓楼があることが不思議なのだそうです。

大飯杓子

報恩講の際 大勢の参拝者をもてなす時に使う。

双盤が木

御影堂の壁にかかる双盤(寺院でお参りがある時に打ち鳴らす金属製の板)内部は石だが外側が寄せ木で覆ってあり木製であるように見える。

大中居の三面大黒

正面が大黒天、右は弁財天、左は毘沙門天の三つの顔を持つ大黒像。左甚五郎の作と伝えられ、もと伏見城にあったものが夢のお告げにより徳川家から西本願寺に寄付されたといいます。

七不思議どころか18個も紹介しましたが細かいものが他にもありそうです。他のお寺の七不思議と合併しているものあり、所在不明なものや不思議じゃないものもあり怖くない七不思議でした。西本願寺を訪れた際は是非探してみて下さい。


<スポンサーリンク>

関連記事

浄土真宗お水のお供え

浄土真宗の毎日のお供え。お茶やお水はどうしたらいい?

お湯のみでお水やお茶をお供えしない浄土真宗 色々な宗派の飾り方を見ていると このようにご飯と

記事を読む

お布施の金額を聞いてみた

浄土真宗のお布施の金額についてお気持ちの額をいくらか聞いてみた

御布施お気持ちの金額とは? 葬儀後のお布施の額を巡る攻防 施主:お布施はおいくらお支払いすればよ

記事を読む

ペットの葬式葬儀でお経はあげてもらえるか?浄土真宗編

ペットのお葬式どうする?浄土真宗編 可愛がっていたペットともいつかは別れる時が訪れます。動物と

記事を読む

浄土真宗の喪中ハガキ

浄土真宗の喪中ハガキ(年賀欠礼ハガキ)文例喪中がないって本当?

浄土真宗の喪中はがき 毎年11月頃になると喪中はがきが届き始めます。「喪中のため新年のご挨拶を控え

記事を読む

浄土真宗の永代経について 意味や聞きづらいお布施の相場など

永代経という言葉がありますが 一体どういう意味でしょう? 永代経という名前のお経でしょう

記事を読む

お遍路さん

浄土真宗の札所巡りについての知識 四国遍路に行ってもいいの?

浄土真宗の巡礼について 浄土真宗に札所巡りはある? 巡礼や札所巡りと言えば四国八十八ヶ所のお遍路

記事を読む

お仏壇泡洗浄

お仏壇の掃除 金箔部分をきれいにする方法

年末やお盆はお仏壇の掃除の季節です 年末が近づいてきました。お部屋の大掃除だけではなくお仏壇も大掃

記事を読む

ご冥福を祈る

ご冥福をお祈りします。使っていい?わるい?浄土真宗的解釈

ご冥福をお祈りいたします なんだか誰かが亡くなったときの決まり文句のような印象を受けますが、実は浄

記事を読む

真宗大谷派(東本願寺)の法事 事前に準備するものあれこれ お布施の相場も

法事とは一般的に年忌法要のことを言います。 会館やお寺の本堂をお借りすることも多いですが自宅でお勤

記事を読む

浄土真宗の和ろうそく一覧

浄土真宗法事法要に使う和ろうそく一覧 色は?形は?

浄土真宗の法要に使う和ろうそくには4種類の色(白、朱、銀、金)があり場面によって使い分ける必要があり

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

観音様ってどんな人?

あの人は観音様のように慈悲深い人だ 若い人はあまり使わない言い回

浄土真宗の葬儀で読まれる 弔電の一例

浄土真宗の葬儀の際、読まれる弔電について 以前も紹介しましたが、

長年放置したおりんや真鍮製の仏具をきれいにする裏技(荒技)

おうちの仏壇にこんな仏具ありませんか? お盆や法事が近づくと気にはな

東本願寺の額装御本尊(スタンドタイプの阿弥陀様)

お仏壇を新調した際 御本尊は本山からお受けしてください。本願寺派(西

愛知県岡崎市 真宗大谷派の三河別院へ行ってきました

真宗大谷派の三河別院へ行ってきました いつの間にか前回から1年く

→もっと見る

PAGE TOP ↑