仏壇や仏具についたロウソクの蝋を取りたい
仏壇の金箔や仏具についてしまった蝋を放置しておくと、こびりついたまま なかなか取れなくなってしまいます。
しかもこびりついた蝋を無理やり取ろうとすると金箔を一緒に剥してしまったり、仏具を傷つける原因となってしまいます。
今回その問題を解決する商品を紹介します。
仏壇仏具についた蝋を取るローがとれます
仏具にこびりついてしまった蝋
蝋が溜まってしまったロウソク立て、受け皿は元々蝋が取れないようにキャッチするのが役割ですが、放置すると見た目もよくありませんし、長年放置するとこびりついてしまいます。
お箸などの木製の道具で掃除しても固さが足りずにイマイチですし、金属のヘラ等でこそぎ落とそうとすると、ロウソク立てに傷がついてしまいます。↓こうなる前に何とかしたいところです。
そこで「ローがとれます」の出番
世界初の驚異の除去力!
頼もしいですね!
ローがとれます 早速使ってみました
まずは金属製のロウソク立ての受け皿部分に溜まった蝋を除去してみます。説明にもありますように20cmほど話して5秒ほどシューっとやってみました。
少し放置して…と説明にあったので待ってみましたが、見た目に変化がありません…
ちょっと誤解していたのが蝋を溶かして取り除くのではなく、隙間に入り込んで蝋を浮かせて取り除くタイプの薬剤のようです。割り箸でつついたところツルんと蝋が取れました。
蝋がきれいに落ちた後に薬剤が溜まっているので、仕上げに布で薬剤をふき取って完成です。
蝋を溶かすわけではないので、20cmほど離して蝋のかたまりに吹きかけるよりも、近づけて蝋のまわりにかけ隙間から内部に浸透させて浮かせていったほうが効果的なようです。
金箔部分にも使ってみました
ちなみにこちらはお寺の本堂にある巨大な前卓(まえじょく)の筆返し部分です。法要の後、朱ロウソクの蝋が金箔にたれてしまい、まずい状態です。
仏壇仏具は木で出来ていますので、蝋が着いてしまったからといって下手にこするわけにはいきません。金箔は下手にこすると剥がれてしまいますし、塗りも傷がつく原因になります。
金箔はデリケートなので慎重に薬剤を噴射し暫く放置
蝋の内部にしみ込むことによって、こびりついた蝋が滑り落ちたのが写真でお分かりでしょうか?
仕上げに柔らかい布でトントンと押さえ拭きします。
揮発性が高いのでそのうち跡形もなく蒸発していき、元のきれいな金箔部分に戻りました。(残った部分は同じ工程を繰り返して落としましょう)
ローがとれます気付いた点、注意点
・蝋を溶かすのではなく、浮かせて取る薬剤
・吹きかける時はまわりに吹きかけたほうが効果的
・実は接近して吹きかけた方が薬剤の浸透がいい
・内容量が少ないので無駄撃ち厳禁
ローがとれますの姉妹品「ローカット」というものもあり、こちらは予防的に仏具にスプレーしておくと蝋がひっつかないそうです。
お盆前の仏壇仏具の掃除の参考になれば幸いです。