三重県桑名市の桑名別院へ行ってきました
真宗大谷派の別院である桑名別院
三重県桑名市にある桑名別院本統寺。三重県北部にありますが三重では東西本願寺あわせても唯一の別院。名古屋にも近い三重県の布教拠点です。桑名別院の歴史は古く1596年(慶長元年)東本願寺の初代の門主である教如上人の娘の長姫という方の開基と説明文にあります。
近鉄JR桑名駅から徒歩で約10分 所在地は桑名市北寺町となっており、その名の通り周辺はお寺が密集しています。大谷派だけではなく珍しい高田派の寺院も徒歩数十秒のところに3件ありました。
門前町寺町商店街
寺町通りという門前町があります。3と8がつく日に朝市が出るそうです。地元の人々が野菜や総菜、手造りの小物を持ちより大変にぎわっていました。以前立ち寄ったことのある名古屋別院(西本願寺の方)の周辺よりもにぎわっているような気がします。
午前中でほとんどの商品が売り切れるので行くなら朝早い時間に!
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桑名別院山門
商店街の中に正面の山門があります。ちょうど桜の時期で門をくぐった境内にも大き目の桜の木が植えられていました。桑名別院と書かれた看板と立派な抱き牡丹の紋が彫られていましたが、撮れておらず。鐘突き堂も取れてないし…スマホ買い換えます…
桑名別院本堂
本堂かなり大きくて立派です。桑名市周辺は戦時中に空襲があったせいで建物自体は戦後のものになるそうです。
巨大親鸞聖人
巨大親鸞聖人像。青銅製でしょうか。ものすごく大きいです。これほど大きいのは珍しいです。
ここにも銀杏の木が
時期じゃないので葉っぱがありませんが、本山、築地別院、高須別院に続いて大銀杏がここにもありました。本願寺と銀杏の木の関係…また謎が深まります。籠城した時に食料にした?
松尾芭蕉の句碑
松尾芭蕉の句碑。1684年(貞享元年)野ざらし紀行の際、桑名別院に宿泊しその時に詠んだ句「冬牡丹千鳥よ雪のほとときすはせを」なんだか途中で終わってませんか?
池の中に立派な青銅製の噴水?が。そういえば桑名の駅前に鋳物の街桑名と看板があったので青銅製のオブジェが多いのではないかと思います。NHKマチ工場のオンナのロケが桑名市で行われたそうです。駅から歩いてきたので工場は見かけませんでしたが、盛んなのかもしれません。
桑名といえば一向一揆で有名な願証寺(桑名市長島町)にも行ってみようかと思いましたが、今なんと本堂建替え工事中だそうです。残念ながらご縁がありませんでした。築地別院に行った時も工事してたような…
浄土真宗の別院三件目です。コンプリートを目指します!
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