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月刊住職気になる内容を一部紹介

一度聞いたら忘れられないタイトル

月刊住職

興山舎発行の寺院住職実務情報誌です
主にお寺関係者向けですが、気になる内容をご紹介します。

発行当初は月刊住職でスタートしましたが、寺門興隆とタイトルが代わり、再び2013年に寺門興隆から現在のタイトルに変更になったようです。なんともインパクトがあり寺院関係者ではない私でもつい手に取ってみたくなるタイトルです(笑)


2016年で創刊42周年、今年で43周年ということになります。
出版業界厳しいと言われる中でかなり長寿の雑誌になりますね。
それくらい寺院関係者の役に立って支持されてきたということだと思います。

月刊住職 気になる内容はというと


お寺の法律相談、寺族(住職の家族)の本音、納骨堂課税は宗教弾圧だ、寺院同士の土地所有権問題、災害の時にお寺で炊き出し用の大釜の準備etc
ジャンルは多岐にわたります。
けっこう攻めた目次のタイトルが並びますね。

もっとも気になったのは

お坊さん便って35,000円(お車代含む)のうちの4割もマージン払ってるんだ…(自宅や斎場から移動があった時のみ1万円追加発生)
派遣従業員ではない!お布施は日当ではない!って仏教会怒ってますね。

結構裏情報も載ってます。お坊さんの紹介を受けた檀家さんが、規定以上の金額のお布施を納めた場合や今後も法事を同じお坊さんにお願いしたいと申し出た場合は、みんれび(運営会社)まで連絡してください!

裏っ引きするなってことですね(笑)

一方で35,000円という決して安くない金額を支払う檀家さんは熱心な方が多く仏縁が広がる助けにもなっているという僧侶の意見も載ってます。お寺離れによって法要が少なくなっているという問題もありますので共存していってほしいですね^^;
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月刊住職寺族の言い分 ほんねの記


記事を読んで行くと法事のお布施に関して檀家さんに聞かれるとお寺側も答えづらいそうです。本堂をお借りしたらお席料を卒塔婆を書いて頂いたら塔婆料をお包みして下さい。このお寺ではそれぞれ3,000円が目安だそうです。
※毎回10,000円包んでました…でも今更減らすわけにはいきません^^;すいません。

表記の法事が済むと急ぐように帰る檀家 料理屋の予約時間が迫ってたんでちょっと心当たりがありますので気をつけます。

お寺の法律相談


火葬で金歯がなくなったことに対する責任は?遺体についてた金歯を返せという人もいるのでしょう…弁護士の回答によると 火葬にあたっては金歯が溶けるのは予期すべき事柄です。金歯を溶かすことについて相続人から黙示の了解があったと解釈されますか…一昔前ではおこらなかった問題が近年は増えてきているようです。お寺も大変です

広告もお寺関係です

巻末付録 別冊法話特集


ぶっちゃけ寺に出てた露の団姫さんも寄稿しています。お盆用の法話例も載ってます。由来となった目連尊者の話や子供向けの法話などが満載です。法話のネタに困った時に役に立ちそうです。

月刊住職について さいごに

お寺の抱える問題から普段私達が目にすることのない、寺院関係者の努力や本音などお寺の関係者でなくても為になる内容でした。ご興味がわかれた方は是非手に取ってみて下さい。

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